VOUILLON(ヴイヨン)マガジンのトップ画像。NEZU YO-HINTEN(根津洋品店)のコットンドビー塩縮加工 ミドルエイジシャツ(Middle Age Shirt)。塩縮加工による独特な凹凸感を持つブラック生地と白ボタン、ダブルポケットが特徴的な長袖シャツの首元正面アップカットに、「06.11 Thu」の文字を重ねたグラフィック。

COTTON DOBBY SALT SHRINKAGE MIDDLE AGE SHIRT

NEZU YO-HINTEN の服を見て触れていると日本の生地の良さに改めて気付かされ、まだまだ勉強不足で知らないこと多いなぁと実感、そして、反省する。

常に謙虚な姿勢で学ぶことを続けて突き詰めていきたい、楽しみながら。

MIDDLE AGE SHIRT 」

ブランド初期から作り続けているレギュラーシャツ。

普遍的で時代が変わっても変わらない良さがあるが、記事が変わることでまったく別物に見える不思議さは、NEZU YO-HINTEN の魅力の1つ。

この作品も定番の方で、ジャガード生地でこれまでにもあった内容だが、真新しさを感じる。

 

 

 


 

 

 

ドレスとカジュアルの中間で設計された台襟は第一ボタンまで締めた時に美しい見た目になる設計になっています。

レギュラー≠カジュアルではなく、「普段使いのドレスシャツ」というイメージ。

 

その型に、コットン100%のドビー織りに塩縮加工を施した生地をハメた。

ドビー織りとは、織機に「ドビー」という特殊な装置を取り付け、縦糸と横糸を規則的に浮き沈みさせることで、生地の「骨組み(構造)」として、微細な幾何学模様を織り込む技術で、この段階では、生地は綺麗に規則正しく整っている。

そこに、「塩(水酸化ナトリウム等の高濃度溶液)」に浸す。すると、特定の繊維(ポリエステル等)が化学反応を起こし、熱をかけた瞬間にギュッと急激に収縮する。

この際、ドビー織りの幾何学模様(組織点)が、縮もうとする力に抵抗する「杭」として機能する。その結果、規律正しい織りの凹凸の上に、化学による不規則で、有機的な凹凸が生まれる。

凹凸だけでなく、マットで乾いたシャリ感、和紙のような「枯れた色気とエレガント」も生まれる。

 

 

Model:184cm BLACK:size 3着用

 

 

 

黒シャツの中でも色気とエレガントさ、そして、個性も兼ね備えたモードストリートなシャツはなかなか出会えない。

使いやすさに関しても、塩縮加工により目が詰まっているので、シワになりにくく洗濯を繰り返しても型崩れしにくい。

単色でミニマルなのに個性的。

理想的な1枚です。

 

NEZU YO-HINTENファンであれば肌感でも理解されていると思いますが、【ブラック】と言うカラーはインラインではほとんどやりません。皆無に近いと言っていい。

ただ、この作品に関しては、ブラックでやる意味というのを袖を通せば理解してもらえるはずです。

 

 

 

Model:184cm BLACK:size 3着用

 

 

 

 

NEZU YO-HINTEN

 

 

 

 

 

ブログに戻る