NEZU YO-HINTEN コットン100%のヴィンテージレザー生地で仕立てたSEAMLESS SIDE PANTS

コットン100%で完成させたヴィンテージレザー

「 What is this material? 」

そう聞いてこの素材を当てられる人がいたら言葉を失い放心してしまうだろう。

それほど驚いてしまうぐらい凄い。

皆様はこの素材が何かわかりますか??



ヴィンテージクリンクルレザー調の生地表情をクローズアップで捉えたディテールショット
コットン100%とは思えないシワ感とシボ感を持つ生地表面のアップショット




80年代のグランジ、90年代のミニマリズム、あの時代を象徴するヴィンテージアウターが今醸し出す表情は、使い込まれたクリンクルレザー(シワ革)の荒々しさと、長年愛用されたスウェードだけが持つ優雅な褪色感。

その2つの質感を1枚の布地の上に同居させるという無謀にも見えるチャレンジを見事に結実させた素材。


世界のビッグメゾンも全幅の信頼を寄せるイタリアのトスカーナ州にあるプラート。
人口20万人の都市で、11世紀から続く繊維業の街。
そんな街に本社を構えるテキスタイルメーカーが開発したハイブリッド素材。


視覚、触感ともに「ヴィンテージレザー」。しかしこの素材は「コットン」。

コットン100%のヴィンテージレザー。





NEZU YO-HINTEN ヴィンテージレザーパンツ ベージュ 正面フルレングス着用ショット

Model:184cm BEIGE:size 3着用




80〜90年代のヴィンテージクリンクルレザーが持つ独特のシワ感とシボ感をベース構造として表現。その上に、繊細な樹脂粒子と繊維を固着させるフロッキー加工を施すことで、まるで上質な毛足の短いスウェードのような、しっとりとした触感と温かみを与えています。

「レザーのシワ感」と「スウェードの毛羽感」という、本来ならば相反するはずの二つのテクスチャーが、1枚の生地の上で見事に融合している。



SEAMLESS SIDE仕立てのドレープ感が分かる後ろ姿の着用ショット

Model:184cm BEIGE:size 3着用




工程はここで終わらない。
フロッキー加工を施した生地の表面に、さらに顔料(Pigment)をのせる。
そして、生地(原反)の状態でストーンウォッシュを行いより風合いをのせる。

石と一緒に洗うことによって表面の顔料がランダムに削り落とされることで、生地の凹凸(クリンクル感)の山部分には美しいアタリ(ハイライト)が生まれ、谷部分には顔料の深みが残る。
製品になってから洗う「製品染め/製品洗い」ではどうしても縫い目(シーム)周りにアタリが集中してしまうが、原反段階でのストーンウォッシュによって、生地全体にまるで数十年経過したかのような自然で計算し尽くされたムラ感が漂う。

手間暇かけてこそ創り出せるテキスタイル。



NEZU YO-HINTEN ヴィンテージレザーパンツ ベージュ 右斜め前向きフルレングス着用ショット

Model:184cm BEIGE:size 3着用



本革や厚手のスウェードだとどうしても重量が増し、ドレープは出せない。

しかし、プラトーの技術によって生み出されたこのテキスタイルは、見た目には重厚なヴィンテージレザーの圧迫感を持ちながら、手にとると驚くほど軽やかでしなやかだ。

モードを解き放つ「仕立ての自由度」

それを活かし、素材のポテンシャルを極限まで引き出す、より生産効率を度外視した手法「SEAMLESS SIDE PANTS」で唯一無二の存在に仕上げました。



サイドシームのない筒状の立体感が分かるパンツ側面のディテール






SEAMLESS SIDE」とは、身頃の脇(サイドシーム)に縫い目を作らず、1枚の生地を折り返して(輪にして)構築する高度な仕立て技術。

サイドシームを排除することで、側面の生地のツッパリやシワを完全に無くし、極上のドレープ感と筒状の立体感、そして無駄を削ぎ落としたミニマルな静寂美を実現。

生地の要尺(使用量)が増加し、型紙の配置効率(マーキング)が低下するというバックエンドのリスクを抱えつつも、それを上回る圧倒的な穿き心地と立ち姿における直線美を生み出せる。




脇に縫い目のないSEAMLESS SIDE PANTSの全体シルエット

Model:184cm BEIGE:size 3着用




一般的なスラックスとの違いは、スラックスは脇の縫い代を利用してヒップや太もものカーブを微調整(シェイプ)するが、「SEAMLESS SIDE」では脇での微調整ができないため、股ぐり(インシーム)とウエストダートのみで立体を完璧に構築しなければならない。
これはパタンナーにとって誤魔化しの利かない力量を試される挑戦。

イージーパンツやワークパンツとの違いは仕立ての精度にある。
脇に縫い目がないイージーパンツは存在するが、それらは往々にして平面的な「太い筒」になりがち。
一方、敏腕パタンナーが手掛ける「SEAMLESS SIDE」は、脇に縫い目がなくとも、内股のカーブと癖取り(アイロンワーク)によって、吸い付くような美しいヒップラインと立体的シルエットを完璧に両立させる。

リラックスフィットだが、野暮ったさ、だらしなさがない。


パタンナーだけでなく、パタンナーの指示を体現する縫製の職人や仕上げ屋の職人の腕が良くないと作り出せない作品なのです。






サイドシームのない筒状の立体感が分かるパンツ側面のディテール
股ぐりとウエストダートで構築された立体的なヒップラインのディテール。左斜め後ろ向き。
内股のカーブと癖取りによる吸い付くようなシルエットのディテール
リラックスフィットでも野暮ったさのない着用時のディテールショット。右斜め後ろ向き。
サイドシームのない筒状の立体感が分かるパンツ側面のディテール。右斜め前向き。

Model:184cm BEIGE:size 3着用





ファッション業界だけではないが、効率とコスト削減を追求する現代において、「こだわりの生地を最も美しく見せるための贅沢な仕立て」で仕上げた作品がこれ。

新品未使用でも1点1点表情が違い、全て唯一無二の存在。

 

シルエットにこだわる方、
穿き心地にこだわる方、
素材にこだわる方、
個性にこだわる方、

これら全部にこだわる方、この作品はその欲求を満たしてくれます。

 

 

 

NEZU YO-HINTEN ヴィンテージレザーパンツを着用した全身コーディネートショット

Model:184cm BEIGE:size 3着用

 

 

 

同素材のブルゾンもありますので、また、別の回で紹介します。

 

 

 

 

NEZU YO-HINTEN

 

 

 

 

 

 


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