上質なヨーロッパリネンの陰影が美しいジャガード生地ブルゾン | NEZU YO-HINTEN
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ワークジャケットは、労働(Necessity)のために研ぎ澄まされた装飾を排したディテールが、時を経て「究極の機能美」として洗練されたモードの普遍的マスターピースと言える。
1つの作品を作る上で、テキスタイルの制作から細部のディテールまで踏襲し当時を再現するような作り方から、デザインはそのままにテキスタイルをブランドの世界観に合うものに変更する作り方、ディテールを組み合わせて新しい型を作るやり方もある。
NEZU YO-HINTEN は、それらに全てハマらない。
デザインもシルエットもテキスタイルもオリジナル。
デザイナーがパターンを熟知している、デザインを自分でパターンメイキングできるという長所が具現化されている。


Model:184cm PALE OLIVE:size 3着用

麻には3つの種類がある。
皆様、知っていますか?
リネン(Flax / 亜麻)
主な産地はフランス北部、ベルギー、オランダにまたがる沿岸部「フラックスベルト」。繊維が長く繊細で、肌に触れた瞬間のチクチク感が一切ない。水分を含むと強さを増し、洗うほどに繊維が解れてトロッとした滑らかなドレープを生む。
ラミー(Ramie / 苧麻)
アジア圏で古くから栽培されてきた苧麻(ちょま)。リネンに比べて繊維が太く、天然繊維の中で最も強い引張強度を持つ。独特の「シャリ感(ハリ感)」と絹のような光沢がある。
ヘンプ(Hemp / 大麻)
農薬をほとんど必要とせず成長する環境負荷の低い繊維。武骨でコシが強く、使い込むことでヴィンテージのデニムのような味わい深いアタリと柔らかさが生まれる。
それぞれに特徴があります。
今回の作品で使われているのは、「リネン」。

Model:184cm PALE OLIVE:size 3着用
原料は上質なヨーロッパリネン100%を使用。
リネンは、洗うたびに硬さが取れ、トロッとしたドレープ感(落ち感)へと変化する「成長するファブリック」とも呼ばれている。着用と洗濯を重ねるごとに、繊維の内部にある空洞(マイクロホール)が柔軟さを増し、着る人の身体のライン、肘の曲げ伸ばしの癖を記憶していく。
リネンはシワが美しいと評されるファブリック。
欧州の老舗テーラーでは、仕立てたリネンスーツをあえて10回以上洗ってから顧客に渡す逸話もあります。
そのぐらい経年変化がある方が魅力的と捉えられています。
リネンは、吸水性・速乾性はコットンの約4倍。水に濡れると強度が約20%向上する天然の高機能素材であり、夏にも快適に着用できるのも魅力の1つ。

厳選された長繊維から紡がれた糸は、毛羽立ちが少なく、シルクに迫る上品な「鈍い光沢」を放つ。
その糸を直接染料により、機械的な圧力や張力を一切加えることなく染色してストレスなく仕上げ、ジャガード織機でエスニック(民族的)柄に織り上げたオリジナルテキスタイル。
無地のようで無地ではない。光の角度で陰影が浮かび個性ある表情が魅力的だ。
リネンはリネンにしか出せない色合いがある。
この PALE OLIVE もなんとも言えないリネンにしか出せない表情で絶妙な美しい色合い。
やや肉厚の生地厚で重厚そうな存在感ありますが、着用すると驚くほどの軽さに生地のしなやかさを体感していただけます。
裏地もつけていないので寒暖の差が激しい春や秋の羽織物として大活躍してくれますし、インナーを厚手に変えて初冬も楽しめます。


テキスタイルを活かしたデザイン、シルエットも秀逸。
仕立ての良いパンツと合わせるだけで良い塩梅。
秋っぽさも感じるけど、春らしさもある。日本らしい風情を感じる色合い。
探しても出会うことの少ない色合いだし、何も情報なしにこの色を探そう!ともなかなかなることのない色。
デザイン良し
テキスタイル良し
シルエット良し
の3拍子揃ったおススメの作品です。
今回の内容は「テキスタイル」にフォーカスを当てました。
次回は、デザイン、ディテールをしっかり紹介します。
その時に、展開カラーのもう1色「NIGHTSHADE CHARCOAL = 紫がかった沈んだダークグレー」も魅力的なので、そのカラーで紹介しますのでお楽しみに。




Model:184cm PALE OLIVE:size 3着用
NEZU YO-HINTEN


