MISSONIを想起させる変態的拘り。根津洋品店のリネンニットポロシャツ
Share
初対面で僕は思った。
あれっMISSONI(ミッソーニ)の展示会じゃなくNEZU YO-HINTENの展示会だよな、、、
MISSONI(ミッソーニ)とは、「色の魔術師」と称される、イタリア・ミラノを代表する世界最高峰のニットメゾンである。
1953年にオッタヴィオとロジータの夫妻が創業したこのメゾンは、それまで「防寒着」や「退屈な日常着」に過ぎなかったニットを、ランウェイの主役にまで押し上げた。
独自のジグザグ模様(プント・フィアッマート)が代名詞であり、何十色もの糸を精密に計算して編み上げる芸術品「着るアート」である。
ニットでありながらタフでシワにならず、彫刻的なドレープを生むため、大人のリラックス・エレガンスを体現している。
ニットに沼るデザイナーは、基本変態だ(褒め言葉)!
サカイ(sacai)の阿部千登勢さん や、ヨーク(YOKE)の寺田典夫さん などニットが強いブランドは、他のカテゴリーでも造形美やクリエイションのこだわりが強い。
織物が「布を切って貼る(2D)」のに対し、ニットは「糸から形(3D)を同時に生み出す」究極のゼロベース開発となる。
異素材を衝突(ハイブリッド)させた際の「歪みやドレープ」を最もミリ単位で制御できる自由度を持つのも造形美をこだわるデザイナーにおいて細部まで作り込めるという魅力がある。
糸の1本の撚りの並び、方向が変わるだけで大きな違いが生まれ、編み目の1針から自分の理想の立体(彫刻)を作り上げるのは、変態的な拘りへの追求がないとその情熱は続かない。
NEZU YO-HINTEN は特徴的な素材や美しいパターンに注目されがちですが、実はニットも得意で、クオリティー高いのにコストパフォーマンスに優れるのが魅力であるとバイヤーとしてオススメできます。


Model:184cm LIGHT YELLOW:size 3着用
LIGHT YELLOW と色表記していますが、見てわかる通り、ライトグリーンともアップルグリーンとも見える複雑で繊細な色合い。
これは化学繊維には出せない、リネンやカシミアなどの天然高級素材にしか出せないナチュラルな柔らかい美しさがあります。
ヨーロッパ、フランドル地方のフラックス原料を使用し編み立てたリネンニット。
セミウエットスパンと呼ばれる製法で紡績した糸を使用しているため天然のスラブ形状があり、ナチュラルテイストな糸に仕上げ、細番手の糸と太番手の糸を組み合わせて複雑なMIX色を表現しています。
編み地は柄の入ったジャガード透かし編みで、26年春夏シーズンにおいて、メンズレディースともにトレンドど真ん中であります。が、見てわかる通り、トレンドを狙って作った作品でなく、来年、再来年と着てもスタイリッシュな作品。


Model:184cm LIGHT YELLOW:size 3着用
リネンの特徴としては、抜群の吸水性と発散性で汗ばむ季節でも肌に密着せず、やさしく爽やかで快適で、通気性と保温性にも優れ日本特有の四季でも通年適した素材になります。また、汚れがついても落ちやすく丈夫で、肌馴染みが良く、経年変化も楽しめます。

Model:184cm LIGHT YELLOW:size 3着用
Tシャツはある。
シャツもある。
ワードローブに活性がスタイリングに刺激が欲しい。
そんなあなたに最適な作品です。
NEZU YO-HINTEN


